うつ病の症状

その症状、見逃さないで

うつ病患者は年々増加していて、今やうつ病は現代病の一つとなっています。うつ病は自分自身でも気付ける精神疾患ですが、病気が進行するにつれて、自覚していた症状を気にする気力すらなくなっていきます。自分自身を含む全てのものに興味・関心が極端になくなっていく症状のため、このような状況に陥るのです。気分が沈んだ状態が続く、身体がだるい、注意力が散漫になる、表情がうつろといったうつ病の症状が出たら早めに精神科を受診しましょう。うつ病は適切な治療を受ければ回復する病です。受診し、医師から客観的・医学的な診断を受け、自分自身が病気と受け止めることが治療の第一歩です。また、うつ病の症状がある人が周囲にいる場合は、そっと受診をすすめましょう。

最もポピュラーな投薬治療

うつ病の治療には、抗うつ薬の投与が最もポピュラーです。「心の病気なのになぜ薬を」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、うつ病の症状である「憂鬱」は脳内物質のメラトニンの伝達不足が原因とされています。メラトニンは神経の各所にある受容体を通過していくことで、精神の安定を作り出しています。この伝達が上手くいかなくなると憂鬱な状態に陥ると考えられています。抗うつ薬はこの脳内の作用を助け、うつ状態を改善させます。もちろん抗うつ薬には副作用もあります。精神科の医師は患者それぞれの症状や体質、体調を見て投与する抗うつ薬、摂取量を決めてくれます。医師の指示を守って、抗うつ薬を摂取し、うつ病の治療をすすめていきましょう。