うつ病は治る

うつ病は、早期の発見と治療が大切になります。

 うつ病の症状には、抑うつ状態をはじめ、やる気がでない、消極的な考え方をしてしまう、理由もないのに不安になる、焦燥感に襲われる、といったような特長があります。  また、精神性の症状のほかにも、頭痛が続く、睡眠できずに不眠になってしまう、食欲不振、疲労感がとれない、あるいは倦怠感が続くといった、身体的な面での症状も併発することがあります。  精神的にはちょっとした疲れ、あるいはストレスが原因と思っても、既に軽度のうつ病にかかっている場合がありえます。  うつ病の症状は、長期的かつ断続的に起きる可能性が非常に高い病気です。  そのため、早期発見、早期治療が非常に重要になります。  軽度の症状であれば、充分な睡眠や休息、読書や音楽鑑賞など、あるいは軽い運動をするなどして気分転換を図るだけでも治療になります。  もし心身に多少なりとも不調を感じる場合は、こころの健康診断とでも割り切って、一度心療内科の受診することをおすすめします。

精神疾患は、精神科での診療から心療内科での診療へ移行してきています。

 従来のうつ病治療は、主に精神科が診療、治療するのが一般的でした。  ところが、うつ病の症状の多様化にともない、精神疾患の他にも身体的疾病を伴う事が多くなり、精神科だけでの診察、治療では対応しきれない状態がでてきました。  そこで、精神面と身体面の両面を総合的に診察、治療することを目的として新設されたのが心療内科になります。  心療内科では、精神面での治療をはじめ、内科で診察するような症状も治療してもらえます。  心療内科の診察では、投薬等による治療が主となりますので、診察の際には、日常の生活状態の問診を中心に行なわれます。  精神科では、精神性疾患への対応を目的に設立された科目でしたが、心療内科はうつ病のような総合疾患の治癒を目的としています。  すこしでもうつ病のような不調を感じたら、気軽な気持ちで心療内科を受診されることをおすすめします。